文献
J-GLOBAL ID:201202244803512144   整理番号:12A0899860

細菌KefCの同族体Arabidopsis KEA2は葉緑体トランジットペプチドを含むK+/H+アンチポーターをコードする

Arabidopsis KEA2, a homolog of bacterial KefC, encodes a K+/H+ antiporter with a chloroplast transit peptide
著者 (6件):
資料名:
巻: 1818  号:ページ: 2362-2371  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
KEA遺伝子は主に藻類及び植物で見出される推定K+排出アンチポーターをコードする。Arabidopsis thaliana KEA蛋白質のAtKEA2は葉,茎及び花において高度に発現するが,根において発現しないこと及びこの蛋白質のN末端ペプチドはArabidopsis子葉の葉緑体に標的化されることを示した。酵母において発現した時,全長AtKEA2は不活性化されたが,N末端ドメインを欠いた短縮型AtKEA2(AtsKEA2)はNa+(K+)/H+アンチポーターNhx1pの破壊を相補し,ハイグロマイシン耐性及びNa+またはK+ストレスへの耐性をもたらした。輸送活性を試験するために,精製短縮型AtKEA2を蛍光プローブピラニンを含むプロテオリポソームにおいて再構成した。一価カチオンはpH勾配を低下し,AtKEA2はK+=Cs+>Li+>Na+の選択性を伴ってカチオン/H+交換を仲介することを示した。大腸菌NhaAのカチオン結合Asp164に配列する膜貫通ヘリックス6の保存Asp721をAlaと置換した時,AtsKEA2は完全に不活性化された。AtsKEA2の膜貫通ヘリックス8と9の間のGlu835の変異は活性の消失をもたらし,この領域は調節役割を果たすことを示唆した。したがって,AtKEA2は植物葉緑体または色素体における一価カチオン及ぼpHホメオスタシスを調節する新しい真核生物K+/H+アンチポーター群の基礎的メンバーである。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞膜の輸送  ,  植物の生化学 

前のページに戻る