文献

J-GLOBAL ID：201202244830568550   整理番号：12A1682629

自走装置を用いた樋門函体の三次元変位計測技術の開発

著者 (3件)： 小宮山一重 (土木研) ,  牧野正敏 (土木研) ,  山崎貴志 (土木研)
資料名： 建設機械  (Construction Machinery and Equipment)
巻： 48  号： 12  ページ： 55-60  発行年： 2012年12月01日 
JST資料番号： S0891A  ISSN： 0385-9878  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 軟弱地盤における河川構造物の樋門・樋管では,函体が堤体と一緒になって地盤沈下に追随する柔構造樋門・樋管が建設されている。函体の沈下量や継手部の開きの変位量は,函体内の測定鋲をレベルや金尺等を用いて計測されているが,計測値は一次元で函体の変位方向が判別しづらいほか,函体高さが1.5m以下の小規模函体内での計測作業は苦渋を伴う。トータルステーションと小型クローラ自走装置を用いて,函体内の測定鋲を三次元で計測する変位計測技術を開発した。自走装置は防水性を有し,無線通信による遠隔操作が可能であり,カメラ画像で函体内の状況を確認して計測作業を効率的に行え,函体内の人力作業の軽減に寄与できるものである。

シソーラス用語： *暗渠 ,  *カルバート ,  柔構造 ,  *変位測定 ,  作業 ,  光学器械 ,  測量器械 ,  装置 ,  遠隔制御
準シソーラス用語： トータルステーション ,  苦渋作業 ,  *三次元変位計測 ,  小型クローラ自走装置 ,  *函体 ,  樋管 ,  *樋門

分類 (1件)： 河川工事  (RC12030X)

タイトルに関連する用語 (5件)： 自走装置 ,  樋門 ,  函体 ,  変位計測 ,  開発