抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大規模化が目覚しい商業施設では,開口が10m以上あるような大空間が作られたり,吹き抜けが多用されたりする。火災が発生した場合,火災が発生した部分を一定時間遮る性能を有する扉などの設備で区画することが建築基準法で義務付けられている。非常時のみ閉鎖でき,かつ大開口にも対応できる鋼製シャッターが多用される傾向がみられる。本稿では,大開口鋼製シャッターの実大規模加熱実験結果をまとめた。さらに,火災時における鋼製シャッターからの放射熱による非加熱側への着火性状と離隔距離の関係について実験結果を用いて,鋼製シャッターを特定防火設備に用いた場合の着火離隔距離とシャッター寸法の関係を簡便な形で,安全側の評価できるように数式化した。