文献

J-GLOBAL ID：201202244950297755   整理番号：12A1102880

最適フェリ磁性/ヒステリシスに向けた表面/交換異方性によるナノ規模磁性制御

Nanoscale Magnetism Control via Surface and Exchange Anisotropy for Optimized Ferrimagnetic Hysteresis

著者 (9件)： NOH Seung-hyun (Yonsei Univ., Seoul, KOR) ,  NA Wonjun (Yonsei Univ., Seoul, KOR) ,  JANG Jung-tak (Yonsei Univ., Seoul, KOR) ,  LEE Jae-Hyun (Yonsei Univ., Seoul, KOR) ,  LEE Eun Jung (Yonsei Univ., Seoul, KOR) ,  MOON Seung Ho (Yonsei Univ., Seoul, KOR) ,  LIM Yongjun (Yonsei Univ., Seoul, KOR) ,  SHIN Jeon-Soo (Yonsei Univ., Seoul, KOR) ,  CHEON Jinwoo (Yonsei Univ., Seoul, KOR)
資料名： Nano Letters  (Nano Letters)
巻： 12  号： 7  ページ： 3716-3721  発行年： 2012年07月 
JST資料番号： W1332A  ISSN： 1530-6984  CODEN： NALEFD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 立方体ナノ粒子の合成/磁性研究の優れた報告は2,3あるが,磁性最適化の体系的ガイラインは見当たらない。本報では,最小表面異方性を持つように設計したコアシェル型ナノ粒子がスピン無秩序や交換異方性追加を減らし,磁化と保磁力面から最大磁性を持つことを示した。ナノ規模磁性制御を目的に,表面/交換異方性の概念を含む一方,ナノ粒子のサイズ,形状,構造ハイブリッド化を反映させる方法を示した。立方体が60nmで最高保磁力を持つ球より大きな磁化値を持つことを明示した。コアシェル型構造へのハイブリッド化が,磁場の熱エネルギー(今までに公表された内で最大の10600W/g)への例外的変換と共に保磁力の14倍増加をもたらした。コアシェル型立方体のこうした能力は,薬物耐性癌細胞処置でかなり有効である。

シソーラス用語： *ナノ構造 ,  *ナノ粒子 ,  *磁性体 ,  フェリ磁性 ,  磁気ヒステリシス ,  *異方性 ,  *構造 ,  スピン整列 ,  飽和磁化 ,  残留磁化 ,  保磁力 ,  ハイブリッド系 ,  磁気熱効果 ,  腫瘍細胞 ,  薬物耐性 ,  *コアシェル構造
準シソーラス用語： *ナノキューブ ,  スピン秩序 ,  癌細胞

分類 (2件)： 磁性一般  (BM06010M) ,  物理化学一般その他  (CB01030T)

タイトルに関連する用語 (5件)： フェリ磁性 ,  ヒステリシス ,  交換異方性 ,  規模 ,  磁性