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J-GLOBAL ID:201202245004328248   整理番号:12A1450763

グリシンおよびベンゾトリアゾールが酸スラリー中のコバルトの腐食および研磨特性に及ぼす効果

The Effect of Glycine and Benzotriazole on Corrosion and Polishing Properties of Cobalt in Acid Slurry
著者 (5件):
資料名:
巻: 159  号:ページ: C383-C387  発行年: 2012年 
JST資料番号: C0285A  ISSN: 1945-7111  CODEN: JESOAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,酸スラリー中のCoの腐食および研磨特性に及ぼすグリシンおよびベンゾトリアゾール(BTA)の役割について調べた。研磨用のスラリーは5wt%のコロイド状シリカ(平均粒径は50nm),脱イオン水,グリシン,H2O2および異なった濃度のBTAを含有した。HNO3およびKOHを使用してpH値を3に調整した。前記スラリーを使用して化学機械研磨実験および動電位分極による電気化学実験などを行った。その結果,グリシンはCoに対する錯形成剤でCo酸化物と反応してCo(II)-グリシン錯体を生成でき,Co表面がスムーズになることが分った。BTAは酸スラリー中で,H2O2が存在する場合または存在しない場合についてCo腐食への良好な抑制効果を示した。H2O2が存在しないスラリー中ではBTAとCo表面間の相互作用は物理吸着および化学吸着機構を伴ってLangmuir吸着等温式に従うことが分った。一方,H2O2が存在する酸スラリー中ではCo2+イオンはBTAと反応でき不溶性のナノ粒子([Co(II)(BTA)2・H2O]n)を生成した。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
電極過程  ,  その他の表面処理  ,  防食  ,  コバルトとニッケルの錯体 

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