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J-GLOBAL ID：201202245159851249   整理番号：12A1668387

任意の周波数比に対するRF二帯域ラットレース結合器の最適設計のための解析的方法

Analytical Method for Optimal Design of RF Dual-Band Rat-Race Couplers for Arbitrary Frequency Ratios

著者 (3件)： AFLAKI Pouya (Univ. Calgary, AB, CAN) ,  GHANNOUCHI Fadhel M. (Univ. Calgary, AB, CAN) ,  NEGRA Renato (RWTH Aachen Univ., Aachen, DEU)
資料名： International Journal of RF and Microwave Computer-Aided Engineering  (International Journal of RF and Microwave Computer-Aided Engineering)
巻： 22  号： 6  ページ： 690-700  発行年： 2012年11月 
JST資料番号： W0335A  ISSN： 1096-4290  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： これまで,マイクロ波周波数のハイブリッド構造の二帯域動作ラットレース回路の設計は双方の帯域の特性を満足させるために,逐次近似的な最適化手法が用いられてきた。ここでは,設計を簡易化する解析的方法について述べた。本提案の構造は六個の同一のセルから成り,各セルは二周端数で適切な特性インピーダンスを持つ1/4波長伝送線路として動作するようにした。二つの周波数は任意の周波数比とした。πおよびT型セルの性能を考察し,二帯域に対して所要の電気パラメータを実現できるか否かを評価した。単一区間のπ型によって本結合器の準最適設計が,二つの周波数が高調波の関係にないときに可能であった。一方,本提案の二区間π型セル構造により最適二帯域セル設計が可能となった。2.14と3.6GHzで設計した本結合器をシミュレーションし,ハイブリッドマイクロストリップ技術で製作した。測定結果は解析ベースのシミュレーション結果と良く一致した。これは本提案構造が二帯域動作に効果的あることを示すものである。

シソーラス用語： *電気回路 ,  *最適設計 ,  *周波数帯 ,  解析的解法 ,  マイクロ波回路 ,  伝送線路 ,  特性インピーダンス
準シソーラス用語： *デュアルバンド ,  *ラットレース回路

分類 (2件)： その他の伝送回路素子  (NC04070U) ,  CAD,CAM  (JE10000A)

タイトルに関連する用語 (8件)： 周波数比 ,  RF ,  帯域 ,  ラット ,  レース ,  結合器 ,  最適設計 ,  解析