抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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正弦波を用いたモジュール遠方からの非侵襲なフォールト注入の発生メカニズムを明らかにし,実験を通して暗号モジュールに供給される電圧変動やクロックの振舞いを観測することにより,セットアップタイム違反によって暗号モジュールにフォールトが注入される可能性を示した。また,フォールト注入の周波数と電圧値を変化させ,注入される正弦波に対するフォールとの発生確率を詳細に調査し,適切な周波数,電圧値を選択して,一定期間に実行される暗号処理に対し,最大60%を越えるフォールト発生の可能性を示した。また,実験結果から,他モジュールに比べ,暗号モジュールのイミュニティを向上させ,正弦波を用いた機器外部からの非侵襲なフォールと注入への対策となる可能性を示した。