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J-GLOBAL ID:201202245253109882   整理番号:12A1038295

ローダミンBの可視光光劣化を促進させる炭素被覆アルミナ(CCA)支持TiO2ナノ触媒の合成とキャラクタリゼーション

Synthesis and characterization of carbon-covered alumina (CCA) supported TiO2 nanocatalysts with enhanced visible light photodegradation of Rhodamine B
著者 (6件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 1-11  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: W1361A  ISSN: 1388-0764  CODEN: JNARFA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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変形ゾル-ゲル工程と炭素被覆アルミナ支持物への埋込みにより,アナターゼ相チタニア(TiO2)ナノ光触媒を調製した。炭素被覆アルミナ(CCA)支持物は,アルミナ表面にトルエン2,4-ジイソシアナート(TDI)を吸着して調製した。炭素被覆アルミナ支持物系に対して,初めてTDIを炭素源に使用した。TDIのアルミナ上への吸着は不可逆的であり,従って,得られた有機部分は高温で熱分解し,アルミナ表面に炭素被覆を形成した。TiO2触媒はCCA支持物上に浸漬している。X線回折分析から,アルミナ上に堆積した炭素が結晶性でないこと,またCCA支持物上にTiO2が良く浸漬していることを示唆した。Ramanスペクトルでは,炭素が黒鉛面の分子単位と見られる共役オレフィン炭化水素または多環式炭化水素であると推論した。触媒CCAのRaman分光により,アナターゼ型チタニアの存在,およびCCAの炭素に関係するDとG帯の存在が明らかになった。走査電子顕微鏡像から,アルミナが炭素層で被覆されていることを示唆し,またエネルギー分散X線スペクトルは,CCA試料にAl,OとCの存在,および触媒浸漬支持物にTiが添加されていることを示した。Brunauer Emmet-Teller表面積分析から,アルミナ表面への炭素挿入により表面積が増加し,またTiO2による浸漬が一層表面積増加を惹き起こすことが分かった。しかし,孔の体積と径の低下も観測した。ナノ触媒の光触媒活性を,ローダミンB色素の劣化を利用して調べた。CCA-TiO2ナノ触媒は,自由なTiO2ナノ触媒に比べて,可視光と紫外光照射時の光触媒活性が高いことが分かった。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
光化学一般  ,  酸化物薄膜 

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