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J-GLOBAL ID:201202245314438540   整理番号:12A0025302

Ba(Zr0.1Ce0.7Y0.2)O3ベース中間温度固体酸化物燃料電池に対し新しいカソード材料として水素化物還元LaSrCoO4-δ

Hydride reduced LaSrCoO4-δ as new cathode material for Ba(Zr0.1Ce0.7Y0.2)O3 based intermediate temperature solid oxide fuel cells
著者 (7件):
資料名:
巻: 201  ページ: 174-178  発行年: 2012年03月01日 
JST資料番号: B0703B  ISSN: 0378-7753  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高性能中間温度(600-800°C)固体酸化物燃料電池(IT-SOFC)の調製に対しては,通常,高い触媒活性を持つカソードが要求される。本研究では,Ba(Zr0.1Ce0.7Y0.2)O3(BZCY)電解質ベースのIT-SOFCに対し,新しい種類のカソード材料を,K2NiF4構造のLaSrCoO4-δをCaH2により固相還元することにより調製する。XRDによる構造分析は,LaSrCoO4-δのセルパラメータが,還元後より大きくなることを示した。そして酸素化学量論3.57は,CaH2還元相(H-LaSrCoO4-δと特記)に対しヨウ素滴定により測定された。H-LaSrCoO4-δ-BZCYおよびLaSrCoO4-δ-BZCY両複合材料カソ-ドの電気化学特性を,交流インピーダンス分光および直流分極測定により調べた。750°Cにて,このH-LaSrCoO4-δ-BZCYカソードは,分極抵抗0.229Ωcm2を示したが,これは,LaSrCoO4-δ-BZCYカソードのそれより約1/3より小さい。一方で,そのH-LaSrCoO4-δ-BZCYカソードに対し,750°Cで電流密度100mAcm-2下にて,カソード過電位25mVが観察された。この値は,同一条件にて得られるLaSrCoO4-δ-BZCYカソードの70mVより,はるかに低かった。カソード反応プロセスに対しその後の研究から分かったことであるが,H-LaSrCoO4-δ-BZCYカソードのより良好な電気化学特性は,H-LaSrCoO4-δ格子内における酸素空格子点濃度がより高いこと,そしてこれが,酸素還元反応(ORR)の幾つか重要なステップを強化するのであるが,これが原因であると考えられる。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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燃料電池 

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