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J-GLOBAL ID:201202245548921910   整理番号:12A1327917

pHとドーパミン濃度の関数としてのポリドーパミン膜堆積の速度論:ポリドーパミン堆積機構における洞察

Kinetics of polydopamine film deposition as a function of pH and dopamine concentration: Insights in the polydopamine deposition mechanism
著者 (4件):
資料名:
巻: 386  号:ページ: 366-372  発行年: 2012年11月15日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ポリドーパミン薄膜の形成は,このような膜の有用なカテコール基を介して固体-液体界面への多機能性を与えるための一般的な方法になっている。しかしながら,膜形成機構は十分には明らかになっておらず,ほとんどの検討は,pH8.5でトリス(ヒドロキシメチルアミノメタン)の存在下で2gL-1の一定の濃度のドーパミン溶液を使用する,Messersmith等(H.Lee,S.M.Dellatore,W.M.Miller,P.B.Messersmith,Science 318(2007)426)により開発されたプロトコールを使用する。この初期の検討の特徴的発見は,膜厚が約40nmの一定値に(ほとんど基板に関係なく)達するということである。ここで,著者らは,シリコン基板の存在下でドーパミン溶液の濃度の関数として,ポリドーパミン膜の厚み,モルフォロジー,表面エネルギー,および電気化学特性における変化について検討する。驚くべき発見として,ドーパミン溶液が0.1と5gL-1の間で増加するのに伴い,最大膜厚は一定に増加することを見出した。表面モルフォロジーもドーパミン溶液濃度により顕著に影響されたが,一方,表面エネルギーの異なる成分は,ドーパミン溶液により影響されないままであった。さらに,電気化学的インピーダンススペクトロスコピーは,初期ドーパミン濃度が高くなるのに伴い,より迅速にコンパクトで不透過な膜が形成される。最後に著者らは,著者らの発見の全てを説明するようなポリドーパミン膜の堆積に関するモデルを提起する。このモデルは,表面上と溶液中との小ポリドーパミン凝集体間の引力的と斥力的の両方の相互作用を考慮する速度式に依存する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の薄膜  ,  芳香族単環ヒドロキシルアミン及びヒドラジンその他の芳香族単環多窒素直結化合物 
物質索引 (3件):
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