抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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鉄は身の回りの小さな日用品から巨大な船舶や建造物に至るまで非常に広範な用途に供され,鉄器時代から今日までまた将来も重要な基幹材料として君臨することが予想される。鉄が他の材料に比べて安価で資源に恵まれ,かつ経済性に優れることがその理由である。本記事ではこれまでの鉄の発展の歴史をエポックメーキングな事柄(1710年頃のThomas Newcomenによる蒸気エンジン,1770年代のイギリスのセバーン川に掛けた初めての鋳鉄製の橋梁建設,1800年代半ばにおけるBrunelによる橋梁建設ならびに初のプロペラ蒸気船を始めとする船舶や鉄道への普及貢献,1856年のHenry Bessemerによるベッセマー転炉の発明,1889年のパリのエッフェル塔建設,1894年のランカシャーのブラックプール塔建設,1973年のニューヨークの世界貿易センターの建設)を写真で紹介しながら解説している。