文献
J-GLOBAL ID:201202245578755675   整理番号:12A1009755

Vrancea地域における地震事象に関係したラドンレベルの評価

Radon levels assessment in relation with seismic events in Vrancea region
著者 (3件):
資料名:
巻: 293  号:ページ: 655-663  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: B0949B  ISSN: 0236-5731  CODEN: JRNCDM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
南東Carpathian山地の鋭い褶曲に位置する地殻下地震のために,ルーマニアのVrancea帯はヨーロッパにおける地震災害の高い可能性を有している。幾つかの地震前駆現象の中で,震央域における大気,地表及び地下水のラドン異常性が,地震の前後に起こった歪み応力の変化に伴うであろう。この理論的な見方を支えるために,ここでは地表近くの大気及び地表面の大気におけるラドン濃度の時間的変化を,固体放射線飛跡検出器CR-39及びLR115を用いて測定し,これとVranceaの活動域にあるVrancioaiaとPlostinaの二つの地震観測所における幾つかの地震事象との関係を研究するのが主な目的である。また,2010年11月~2011年10月に起きたモーメントマグニチュードMwが2.0≦Mw≦4.9の地震に対して,地表から1mの高さの大気におけるラドン濃度の観測を実質的に示している。Vrancea域において一年間CR-39検出器により測定記録した地表上の大気の平均ラドン濃度は1,094.58±150.3 Bq/m3であり,10日間の揺らぎは129±40~5,888±700 Bq/m3の範囲にあった。また,1977年3月4日のMw7.4のVrancea地震直後から,1980年10月の間の,地中0.5mの深さの穿孔における土のラドン濃度も示している。大気-地表-ガス222Rnの異常は地震の前触れの評価としてだけでなく,地質学的な活断層の場所を正確に決めるためにも重要である。Copyright 2012 Akademiai Kiado, Budapest, Hungary Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
地震活動  ,  地質構造・テクトニクス 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る