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J-GLOBAL ID：201202245593978796   整理番号：12A0260937

フィラー混合Fe-LB膜による垂直配向CNT本数密度制御

Density control of vertically-aligned carbon nanotubes using Fe-LB films mixed with filler molecules

著者 (3件)： 奈良龍太 (千葉大) ,  竹澤章裕 (千葉大) ,  串田正人 (千葉大)
資料名： 電気学会誘電・絶縁材料研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： DEI-12  号： 1-12  ページ： 9-13  発行年： 2012年01月20日 
JST資料番号： Z0908B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 固体高分子燃料電池(PEFC)は,自動車用電源や家庭用における排熱利用システムへの応用が期待されている。しかしコスト,耐久性,発電効率などの課題がある。本稿では,特にコストの上で問題となっている白金触媒の高効率使用のため,白金触媒単体に垂直配向カーボンナノチューブ(CNT)を用いる検討を行った。Feナノ触媒粒子にフィラー分子として炭素数の異なる飽和脂肪酸を用いてLB膜を形成し,熱CVD法によりCNT成長させた。実験の結果,C14,C16混合Fe-L膜ではCNT本数密度を低くすることができた。C30のような炭素鎖の長い飽和脂肪酸ではCNTが垂直配向しないことが分かった。

シソーラス用語： *固体高分子形燃料電池 ,  充填剤 ,  微粉体 ,  分子配向 ,  *カーボンナノチューブ ,  脂肪酸 ,  Langmuir-Blodgett膜 ,  熱CVD ,  エネルギー変換効率 ,  発電 ,  白金触媒
準シソーラス用語： LB膜 ,  フィラー【微粉体】 ,  *垂直配向 ,  発電効率 ,  飽和脂肪酸

分類 (1件)： 燃料電池  (YB04040V)

引用文献 (9件)：

• (1) K. Sugiura, M. Yamamoto, Y. Yoshitani, K. Tanimoto, A. Daigoc, T. Murakamic, Journal of Power Sources, 157, pp. 695-702(2006).
• (2) EMiddelman et. al. Fuel Cell Bulletin, 11 pp. 9-12(2002)
• (3) T. Hatanaka, H. Nakanishi, S. Matsumoto and Y. Morimoto, ECS Transactions, 3, pp. 277-284(2006)
• (4) 斉藤弥八,坂東俊治,「カーボンナノチューブの某礎」pp.88-90(1998)コロナ社
• (5) Goo-Hwan Jeonga, Niklas Olofssona, Lena K. L. Falkc, Eleanor E. B. Campbell, CARBON, 47, pp. 696-704(2009)

タイトルに関連する用語 (6件)： フィラー ,  Fe ,  LB膜 ,  垂直配向 ,  CNT ,  密度制御