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J-GLOBAL ID:201202245622081121   整理番号:12A0764302

分別拡散方程式及び電気的インピーダンス:液晶セルにおける実験的証拠

Fractional Diffusion Equation and the Electrical Impedance: Experimental Evidence in Liquid-Crystalline Cells
著者 (5件):
資料名:
巻: 116  号: 15  ページ: 8773-8777  発行年: 2012年04月19日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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インピーダンス分光法は液晶セルの周波数領域における電気的応答データを解析するために使用される。本稿では一般的な物理モデルの枠組みで液晶系のインピーダンス分光データを分析したので報告する。このモデルで積分微分方程式として示された境界条件に従った分布順序の分別方程式により支配されたイオン拡散を考慮することで電解槽の電気的応答を調査した。分布順序の分別拡散方程式は変則的な拡散に繋がっており,適当な限度内で通常の拡散をカバーする。実験として2試料の電極(蒸発金ピクセルよる成る電極及びインジウムすず酸化物電極)を準備し,電極上にスピンコートされた薄いポリイミド膜を擦り込んで液晶の位置合わせを達成した。インピーダンスは10-3Hzから105Hzの周波数域で定電位電解装置で測定された。実験データと一致するパラメータ値はインピーダンスの虚数部が低周波域では表面(即ち,境界条件)及び高周波域ではバルクにより大きく影響されることを示す。この点で低周波限界でインピーダンス実数部がインピーダンス虚数部よりもバルク方程式(拡散方程式)により大きく影響されている。いずれにせよ,表面条件もインピーダンス実数部の挙動に重要な役割を果たす。これらの結果は電解槽におけるイオンの拡散過程が変則的であり,これら過程の機構がバルク上の変則的過程を引き起こす表面効果に繋がっているという証拠を提供する。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
液晶一般  ,  電極過程 

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