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J-GLOBAL ID:201202245642854089   整理番号:12A1504283

四国のミバエ科(双翅目)昆虫相と森林植生

Tephritid flies (Diptera) and forest vegetation of Shikoku, Japan
著者 (1件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 212-231  発行年: 2012年10月05日 
JST資料番号: L3480A  ISSN: 1343-8794  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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1925年から2011年までに採集された標本を用いて,四国のミバエ類の分布記録の更新を行った。また,四国の森林植生の垂直分布とミバエ類の地理的分布に注目して四国のミバエ相の特徴を明らかにした。新記録11種を含め,四国から79種のミバエ類を明らかにした。それらは四国に分布するミバエ類の種数の90%に達していると考えられる。四国のミバエは四国の代表的な自然植生と代償植生に広く分布しているが,ミバエ類の種構成は自然植生と代償植生の間よりも潜在自然植生の間,特にヤブツバキクラスとそれ以外の間で異なること,が明らかになった。徳島・愛媛・高知県の山地に見られる自然植生は,四国のミバエ類群集の中核となる種群の生意地であると考えられた。石鎚山系,高城山周辺地域を含むこれらの地域はヤマケブカミバエ,シシウドハマダラミバエ,クロミスジハマダラミバエの分布の南限としても重要である。これらの地域の自然植生の保護は,四国のミバエ群集の中核および地理的に孤立した個体群を維持するために重要であると考えられた。(著者抄録)
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分類 (1件):
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動物生態学一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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