2種類の対照的なC<sub>4</sub>-C<sub>3</sub>半乾燥植生変化に関する河成堆積物フラックスの安定炭素同位体分析

PUTTOCK Alan; DUNGAIT Jennifer A. J.; BOL Roland; BOL Roland; DIXON Elizabeth R.; MACLEOD Christopher J. A.; BRAZIER Richard E.

文献

J-GLOBAL ID：201202245646641861 整理番号：12A1510585

2種類の対照的なC₄-C₃半乾燥植生変化に関する河成堆積物フラックスの安定炭素同位体分析

Stable carbon isotope analysis of fluvial sediment fluxes over two contrasting C₄-C₃ semi-arid vegetation transitions

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資料名：
巻： 26 号： 20 ページ： 2386-2392 発行年： 2012年10月30日
JST資料番号： T0695A ISSN： 0951-4198 CODEN： RCMSEF 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

2種類の対照的半乾燥C₄-C₃移行帯の優占植生,表面河成堆積物及び侵食堆積物のδ¹³C値を分析し,河川侵食堆積物の供給源を調べた。ニューメキシコ州,Sevilleta国立野生生物保護区の草原-低木地と草原-森林地帯に渡る4地点からLarrea tridentata,Pinus edulis,Juniperus monosperma,Bouteloua eriopoda,Bouteloua gracilisを採取した。表面堆積物試料は表層2.5cmを採取し,侵食堆積物は豪雨流出事象時に採取した。浮上法で粗有機物を除いた堆積物試料を乾燥,ふるい分け,粉砕し,2M塩酸で洗浄して無機炭素を除去した。植生と堆積物試料のδ¹³C値をSerCon 20-22同位体比質量分析計に接続したCarlo Erba NA2000分析計で測定した。対照的C₄Bouteloua種草原とC₃Larrea tridentata低木地及びPinus edulis/Juniperus monosperma森林地帯のδ¹³C値は異なっていたが,各地点の植生,表面堆積物,侵食堆積物のδ¹³C値はほぼ同じであった。植生に依存する測定地点間のδ¹³C値の差異は侵食堆積物のδ¹³C値で表されることから安定同位体分析は堆積物フラックスの追跡に適すると考えられる。

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植物生態学 , 有機化合物の各種分析 , 同位体存在比,質量スペクトル

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2種類の対照的なC4-C3半乾燥植生変化に関する河成堆積物フラックスの安定炭素同位体分析

2種類の対照的なC₄-C₃半乾燥植生変化に関する河成堆積物フラックスの安定炭素同位体分析