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J-GLOBAL ID:201202245704817673   整理番号:12A0685063

低温での乾式塩素化による硫黄分の多い使用前の石炭から硫黄の効果的除去

Effective removal of sulfur from high-sulfur coal prior to use by dry chlorination at low temperature
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資料名:
巻: 217-218  ページ: 116-122  発行年: 2012年05月30日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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各種条件下で乾式塩素化による硫黄分の多い使用前の石炭の脱硫を調べた。石炭の総炭素,総硫黄,硫化金属鉱性硫黄,硫酸塩及び有機硫黄の含量は,それぞれ72.48,5.95,1.08,0.66及び4.22重量%であった。塩素化温度及び粒径が硫黄の除去に大きな影響を与えることが分かった。硫黄除去のための最適塩素化温度及び粒径は,それぞれ350°C及び48~75μmであった。最適条件下で塩素化した石炭中の硫黄含量は1.12重量%であった。総硫黄,硫化金属鉱性硫黄,硫酸塩及び有機硫黄の除去百分率は,それぞれ67.7,93.0,65.6及び61.6%で,高比率の有機硫黄,硫化金属鉱性硫黄及び無機硫黄が乾式塩素化により除去された。一方,固定炭素はそれほど消失しなかった。350°Cでの乾式塩素化による有機硫黄の除去は,方程式2R-S+Cl2=2R-Cl+S2Cl2に基づいて主として進行すると推測した。このようにして得られた塩素化石炭は,500~600°Cでの完全脱塩素化前処置後に冶金用コークスのような種々の炭素含有素材の生産に使用できるであろう。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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石炭の物理的・化学的処理 
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