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J-GLOBAL ID：201202245721183955   整理番号：12A0961670

多段階メタ磁性体CeIr₃Si₂の磁気構造研究

Magnetic structure study of the multi-step metamagnet CeIr₃Si₂

著者 (4件)： MURO Y. (Tokyo Univ. Sci.) ,  MOTOYA K. (Tokyo Univ. Sci.) ,  SHIGETO K. (Hiroshima Univ.) ,  TAKABATAKE T. (Hiroshima Univ.)
資料名： 日本原子力研究開発機構JAEA-Review(Web)
号： 2011-050  ページ： 1-2-22 (WEB ONLY)  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： U0296A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 単結晶CeIr₃Si₂の最近の研究は,b軸に沿って磁場Hが加えられるとき0.6Tと1.2Tで,他方,H∥c軸のとき0.9Tで,メタ磁性転移が生じる。筆者らはCeIr₃Si₂の多段階メタ磁性の起源を研究するために各転移場間の磁気構造を観測することを必要としている。そこで,筆者らは粉末および単結晶サンプルの弾性中性子散乱を実行した。磁気反射を探索するために,弾性スキャンが(HK0),(H0L)および(0KL)の3つの散乱面で実行された。観測された磁気反射は粉末サンプルを使用する以前の測定で観測されたものと一致した。すべての磁気反射の強度は2.7Kで最大を示す。この挙動は恐らくIrとSi配位子間の部分的無秩序によるT_N2でのクラスタガラス状転移を示す。

シソーラス用語： ケイ化物 ,  イリジウム化合物 ,  セリウム化合物 ,  *メタ磁性 ,  *磁気構造 ,  磁気転移 ,  反射 ,  ガラス転移 ,  *中性子散乱
準シソーラス用語： 磁気反射

分類 (1件)： その他の無機化合物の磁性  (BM06060P)

引用文献 (2件)：

• [1] Y Muro, Y. Ohno, T. Okada, K. Motoya, I. Magn. Magn. Mater. 310(2006), p. 389.
• [2] K. Shigetoh, A. Ishida, Y. Ayabe, T. Oni- maru, K. Umeo, Y. Muro, K. Motoya, M. Sera, T. Takabatake, Phys. Rev. B 76(2007), p. 184429.

タイトルに関連する用語 (4件)： 段階 ,  メタ磁性体 ,  磁気構造 ,  研究