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J-GLOBAL ID：201202245730882181   整理番号：12A1503049

細胞非透過性化合物の細胞質輸送に対するホスファターゼ-誘引融合性リポソーム

Phosphatase-Triggered Fusogenic Liposomes for Cytoplasmic Delivery of Cell-Impermeable Compounds

著者 (3件)： MOTION J. P. Michael ,  NGUYEN Juliane ,  SZOKA Francis C.
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 51  号： 36  ページ： 9047-9051  発行年： 2012年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿では,著者らはペプチド配列内にリン酸基を戦略的に配置することにより,融合ペプチドの膜不安定化活性を制御した。次に,リポソームの表面にリン酸ペプチドを表示することによりホスファターゼ誘引脂質系粒子(PTP)を設計した。ホスファターゼは,リポソームと他の膜間の膜融合を活性化するペプチドのリン酸基を除去することができる。PTPリポソームは,時間依存様式で細胞と会合し,それらの内容物の細胞質輸送を媒介した。親水性リン酸基による基質マスキングは,融合ペプチドの膜不安定化特性を制御する方法として使用でき,細胞透過ペプチドシステムを調整するために潜在的に使用可能である。細胞非透過分子,タンパク質,核酸の細胞質放出を媒介するPTP能は明らかで,ホスファターゼが過剰発現する癌や他の障害に対する制御放出治療薬の新世代の始まりとなる。

シソーラス用語： *生体輸送 ,  ホスファターゼ ,  *膜透過 ,  *リポソーム ,  アミノ酸配列 ,  ペプチド ,  膜融合 ,  改変 ,  時間依存性 ,  マスキング ,  粒子 ,  *脂質 ,  *薬物放出 ,  細胞質 ,  基
準シソーラス用語： *細胞膜透過性 ,  *細胞輸送 ,  融合ペプチド ,  不安定化 ,  細胞透過ペプチド ,  *薬物制御放出 ,  リン酸基

分類 (2件)： 生物薬剤学(基礎)  (GY01021U) ,  生物学的機能  (EB05020M)

タイトルに関連する用語 (8件)： 細胞 ,  非透過性 ,  細胞質 ,  輸送 ,  ホスファターゼ ,  誘引 ,  融合 ,  リポソーム