抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,Butonビチューメンについて熱分解および抽出実験を行った。オイル,水,ガスおよび半コークスの含有量を測定し,熱分解生成物を評価した。Butonオイルサンドの平均オイル含有量は,約20%である。Dean-Starkトルエン抽出により測定されるが,Butonからのオイルサンドビチューメンは,平均ビチューメン含有量約30%を有する。3種類の溶剤を使用し,このビチューメンの回収を評価した。溶剤抽出の最適条件を測定した。熱分解生成物およびビチューメンについて分析した。オイルサンドの熱分解速度は,示差走査熱量計(DSC)を用いて,種々の加熱速度15,20,25および30°C/minにて実施した。オイルおよび熱分解の速度パラメータ(見掛けの活性化エネルギーEおよび頻度因子A)は,Coat-Redfern法を用いて測定した。見掛けの活性化エネルギーE値は,約20kJmol
-1であり,これは変換率5-35%に相当する。一方,変換率40%から95%までの範囲に対しては,その見掛けの活性化エネルギーEは,殆ど40kJmol
-1であった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.