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J-GLOBAL ID:201202245742520030   整理番号:12A0834601

Arabidopsisにおけるチトクロームc欠如は複合体IVの安定性が低下し,酸化還元代謝が修飾され,複合体I及びIIIには影響しない

Lack of cytochrome c in Arabidopsis decreases stability of Complex IV and modifies redox metabolism without affecting Complexes I and III
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巻: 1817  号:ページ: 990-1001  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ミトコンドリア呼吸,植物発生及び酸化還元ホメオスタシスに関連する細胞事象における複合体IIIとIV間の電子移動を仲介するチトクロームc(CYT)の役割を調べた。Arabidopsis CYTC-1及びCYTC-2由来のCYTをコードした遺伝子における単一及び二重ホモ接合変異体を解析した。個々の変異体は野生型に類似していたが,両遺伝子をノックアウトするとはい発育が停止し,CYT機能が植物発生の初期に必須であることを示した。CYTレベルが野生型より低下した変異体は柔組織細胞サイズが小さい小型ロゼットとなり,発育が全体的に遅延した。この変異体のミトコンドリアの呼吸速度は遅く,代替呼吸が増大した。CYTの減少は複合体IVの活性と量に影響し,複合体IとIIIには影響しなかった。変異体の活性酸素レベルは減少し,抗酸化酵素をコードした遺伝子の誘導を示した。アスコルビン酸レベルには影響せず,正常合成の維持には小量のCYTで十分であることを示唆した。CYTは複合体IIIとIV間の電子担体としての役割以外に植物における複合体IVレベルにも影響し,複合体IV安定性におけるCYTの役割を反映していると推察した。CYTの二重機能はCYTが植物生存になぜ必須であるかを示している。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  酵素一般 

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