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J-GLOBAL ID：201202245752455384   整理番号：12A1212649

境界および混合潤滑域における鋼ディスクと軸受鋼球の往復動すべり特性

Reciprocating Sliding Characteristics of Steel Disc/Bearing Steel Ball in Boundary and Mixed Lubrication

著者 (3件)： 伊東徳 (大分工高専) ,  大城桂作 (大分工高専) ,  藤井定 (大分工高専 技セ)
資料名： 日本機械学会論文集 C編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series C (Web))
巻： 78  号： 791  ページ： 2604-2612 (WEB ONLY)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0184A  ISSN： 1884-8354  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 往復動すべりでは,周波数とストロークの試験条件設定は任意に行われているが,同じすべり速度でも高周波数側にとるか,低周波数側に取るかで,摩擦や摩耗は異なると考えられる。SRV試験機を用いて,まず基油潤滑,一定周波数下でストロークを徐々に長くしながら摩擦や摩耗への影響を調べ,次に一定すべり速度下で周波数とストロークを変化させた。一定周波数下でストロークを徐々に長くすると,すべり速度の増加とともに摩擦は高くなるが,酸化膜が表面に形成されるに伴って,やがて摩擦は減少してきた。次に,一定すべり速度下で,周波数とストロークを変化させると,摩擦条件が厳しい場合,高周波数側では摩擦も高い。しかし,潤滑条件の改善に伴い高周波数(短ストローク)組合せは,酸化膜形成を促進し摩擦を低くする。この酸化膜形成如何によって,DBDS(二硫化ジベンジル)の摩擦や摩耗低減効果にも影響を及ぼす。酸素分析の結果,高レベルの酸素強度を示した,高周波数(短ストローク)の方が摩耗は小さくなることが分かった。(著者抄録)

シソーラス用語： 境界潤滑 ,  混合潤滑 ,  鋼 ,  *円板 ,  軸受鋼 ,  球 ,  往復運動 ,  *滑り摩擦 ,  酸化膜 ,  トライボロジー
準シソーラス用語： *鋼球

分類 (1件)： 潤滑一般  (QB02010S)

タイトルに関連する用語 (8件)： 境界 ,  混合潤滑 ,  鋼 ,  ディスク ,  軸受 ,  鋼球 ,  往復動 ,  すべり