抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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オキシ燃料(O
2/CO
2)燃焼の間の石炭等級の役割を4組の石炭を用いて調べる。空気とオキシ燃料雰囲気下,落下管反応器において行われた燃焼試験は,低い等級の石炭,Beulah(亜炭)とDietz(亜れき青炭)に対してオキシ燃料燃焼が短い滞留時間と長い滞留時間の両方において空気燃焼に比べて大きな炭素転化を与えることを示した。Pittsburgh(高揮発分)石炭に対してオキシ燃料燃焼は長い滞留時間においてのみ空気燃焼に比べて大きな炭素転化を与えた。他方,Pocahontas石炭(この研究で用いられた最高等級)に対してすべての滞留時間において空気燃焼より小さな転化を与えた。オキシ燃料条件下,低い等級の石炭におけるより大きな転化は高い温度(>1500K)において起こるチャー-CO
2反応速度の指数関数的増加のためであった。これは熱重量分析(TGA)を用いて得られた固有速度パラメータを用いて高い温度への理論的速度外挿によって示された。チャー粒子温度をオキシ燃料雰囲下においてモデリングし結果は高い温度と大きなCO
2分圧におけるチャー-CO
2反応の重要な役割を示した。特に低等級石炭において反応を触媒作用するオキシ燃料燃焼の間のイオン交換可能なカチオンの役割を調べた。酢酸アンモニウム洗浄試料はTGAにおいて顕著な反応損失を示したが転化率は1873KのDTRによって影響されず,触媒活性が実用的な燃焼条件下において顕著でないことが示される。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.