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J-GLOBAL ID：201202245862995503   整理番号：12A0937138

アミジウム-カルボン酸塩架橋を利用した相補二重螺旋の熱力学および動力学的安定性

Thermodynamic and Kinetic Stabilities of Complementary Double Helices Utilizing Amidinium-Carboxylate Salt Bridges

著者 (4件)： YAMADA Hidekazu (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  WU Zong-Quan (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  FURUSHO Yoshio (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  YASHIMA Eiji (Nagoya Univ., Nagoya, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 134  号： 22  ページ： 9506-9520  発行年： 2012年06月06日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文で,3種のリンカ単位,即ち,ジアセチレン,trans-Pt(II)-アセチリドおよびp-ジエチルベンゼンリンクを担持する一連のカイラルおよびアキラルアミジンとカルボン酸二量体ストランドをモジュラー戦略で合成し,吸着,円偏光二色性(CD)および¹H-NMR分光法を測定して,アミジン残基に及ぼすリンクと置換基の影響やそれらの相補二重螺旋形成に及ぼすp-ジエチルベンゼンリンカのフェニル基でのそれらの影響を検討した。アミジニウム-カルボン酸塩架橋で安定化された相補二重螺旋の熱力学および動力学的安定性も,二重螺旋形成に対する会合定数,キラル二重螺旋の鎖交換に対する速度およびアキラルアミジンから成るラセミ体の二重螺旋に対する螺旋逆転障壁を測定して詳細に調べた。本研究成績は,合成的および生物学的二重螺旋形成に内在する原理の基本的理解に寄与するだけでなく,また,特定の構造と機能によって合理的に設計された新しい二重螺旋を開発する手掛かりも提供した。

シソーラス用語： *二重螺旋 ,  *芳香族化合物 ,  *継手【接合】 ,  *不飽和炭化水素 ,  アセチリド ,  *白金化合物 ,  *大環状化合物 ,  超分子 ,  超分子構造 ,  光学異性 ,  窒素複素環化合物 ,  カルボン酸 ,  二量体 ,  *カップリング反応 ,  吸着 ,  円偏光二色性 ,  NMR【磁気共鳴】 ,  置換基効果 ,  動力学 ,  熱力学 ,  安定性 ,  生成定数 ,  Sonogashira反応 ,  有機塩素化合物
準シソーラス用語： p-ジエチニルベンゼン化合物継手 ,  アキラル ,  カイラル ,  *ジアセチレン化合物継手 ,  *テルフェニル化合物 ,  会合定数 ,  *白金アセチリド化合物継手

分類 (3件)： 分子化合物  (CE02000C) ,  無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  芳香族単環炭化水素  (CF05020W)

物質索引 (2件)： アミジン ,  N,N′-ビス[(R)-1-フェニルエチル]-2,6-ビス[4-[(トリメチルシリル)エチニル]フェニル]ベンズアミジン

タイトルに関連する用語 (4件)： カルボン酸塩 ,  架橋 ,  二重螺旋 ,  熱力学