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J-GLOBAL ID:201202245876425360   整理番号:12A0189188

空気の質の観測用のLaOCl官能化SnO2ナノワイヤを利用した二酸化炭素の選択的な検出

Selective detection of carbon dioxide using LaOCl-functionalized SnO2 nanowires for air-quality monitoring
著者 (6件):
資料名:
巻: 88  ページ: 152-159  発行年: 2012年01月15日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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半導体タイプのガスセンサーを用いたCO2 ガスの観測は技術的においても重要であるにもかかわらず,感度がよく,選択性のある半導体CO2 センサーは,通常の金属酸化物の半導体のCO2に対してむしろ不活性であったがために,認識されてこなかった。この研究では,新しい半導体CO2 センサーを,500-700°Cの温度範囲において, LaCl3 水溶液と共にSnO2 NWを熱処理することにより得られるLaOCl官能化SnO2ナノワイヤ(NWs)を開発した。むき出し状態のSnO2 NWsとLaOCl-SnO2 NWsセンサーについて, 比較のために異なった温度で,CO2 (250-4000ppm)と妨害ガス (100ppm CO, 100ppm 2250ppm LPG,10ppm NO2,20ppm NH3)により特性を解明した。異なった LaCl3,溶液の濃度で官能化したSnO2 NWs センサーも最適値を見いだすために,検討した。包括的なガスの調査の結果, LaOCl-SnO2 NWsセンサーが,むき出し状態のSnO2 NWsセンサーよりも400°Cでの操作温度での CO2ガスの検出において,ずっと選択的で,短時間応答-回復をし,選択性が高いことが判明した。この発見は,LaOClで官能化することがSnO2 NWs-基本的なセンサーのCO2 応答の向上につながることがわかった。そのことは以下のような理由による。(i) LaOCl (p-type)とSnO2 のp-n接合が生成し,電気ナノワイヤ(n-type)は,電子結合が拡張すること。および(ii)CO2ガスに対するLaOClの良好な触媒的な効果である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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分析機器  ,  大気の電気分析 
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