抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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トマト黄化葉巻病が国内で健在化する以前に,台湾におけるカゴメグループ契約産地において本病害の被害が拡大し,深刻な事態となった。Ty-2保有の抵抗性品種を開発,導入したことで被害は収束し,単収は本来の水準まで回復した。ところが,これまで台湾にはなかった異なるタイプのウィルスが広がり,Ty-2では効果が低いことがわかった。現在Ty-1,Ty-2およびTy-3を複合保有した品種の開発を進めている。今後国内および海外の他の産地においても被害が広がる可能性があり,またウィルスにより効果的な抵抗性遺伝子が異なることから,様々な抵抗性遺伝子を保有した育種素材の開発が重要と考える。(著者抄録)