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J-GLOBAL ID:201202245913305698   整理番号:12A0584723

液体および蒸気誘起相分離処理による抗生物汚損ポリスルホン膜のPEG化

PEGylation of anti-biofouling polysulfone membranes via liquid- and vapor-induced phase separation processing
著者 (6件):
資料名:
巻: 403-404  ページ: 47-57  発行年: 2012年06月01日 
JST資料番号: E0669A  ISSN: 0376-7388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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この研究では,液体誘起相分離(LIPS)と蒸気誘起相分離を含むPEG化膜形成のための2つの異なるアプローチによりポリ(エチレンオキシド)-ポリ(プロピレンオキシド)-ポリ(エチレンオキシド)(PEO-PPO-PEO,プルロニックF108)を組み込んだポリスルホン(PSf)膜のPEG化について記述した。PSf膜表面上で分離し分散したPEG化領域をLIPSとVIPSによって達成した。フーリエ変換赤外分光(FT-IR),接触角測定,原子間力顕微鏡(AFM),およびX線光電子分光法(XPS)測定によって様々なPEG化PSf膜の化学組成と物理的微細構造を特徴付けた。修飾PSf膜上への吸着蛋白質と付着細菌の量は,表面の親水性と水和能力に依存するだけでなく,PSf膜表面上に分散したPEG化領域の相分離構造にも依存した。PEG化した領域の表面均一性を制御することによって,蛋白質の吸着および細菌付着に抵抗するPSf膜を高度に制御できた。VIPSプロセスにより調製したPSf膜は,LIPSプロセス中に調製したそれより高い高分子鎖移動度のPEO-PPO-PEOを示し,その結果,膜形成中にナノ構造化相分離をもたらすことが分かった。従って,VIPSで調製した膜は,細菌への抵抗に関して優れた抗生物汚損特性を持っていた。VIPSプロセスを使用したナノスケールブレンドでPEO-PPO-PEO共重合体構造を制御することによる膜形成は,限外ろ過用途での使用に対して抗生物汚損膜の分子設計に大きな可能性を示したことをこの研究は示唆した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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膜分離  ,  ポリエーテル 

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