文献
J-GLOBAL ID:201202245916576595   整理番号:12A0553845

加工処理したSaccharomyces cerevisiaeによるリグノセルロース由来糖質のエタノールへの生物変換

Bioconversion of lignocellulose-derived sugars to ethanol by engineered Saccharomyces cerevisiae
著者 (4件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 22-48  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: C0939C  ISSN: 0738-8551  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
再生資源の1つである農産物及び農業関連産業の残渣のリグノセルロースバイオマス由来蔗糖または澱粉からのグルコースを用いたSaccharomyces cerevisiaeによるバイオエタノールの生産ではいくつかの問題がある。これらの問題はバイオマス由来のペントース類(D-キシロース及びL-アラビノース)がS.cerevisiaeでは利用されず,かつキシロースのケト異性体のD-キシルロースを用いた発酵が緩徐である。加えて,ペントースリン酸経路の酵素が低活性であり,また共存するヘキソース類(グルコースなど)がペントース類の細胞質への取込みを拮抗的に阻害すること,である。これらの現状をふまえて本報ではS.cerevisiaeによる効率的な混合糖質発酵をターゲットとした挑戦の概要を示し,そのような工業用菌株の開発に対する最新の研究状況を詳細に論じた。リグノセルロースバイオマス(リグノセルロースの組成,前処理及び加水分解,加水分解物の解毒),並びにヘキソース類(グルコース,ガラクトース及びマンノース)及びペントース類(キシロース及びアラビノース)のエタノールへの生物変換を詳述した。次いで,両糖質からエタノールを生産する代謝経路を制約している諸因子を克服するために検討した組換酵母によるリグノセルロース加水分解物の発酵を示し,最後に本研究の将来展望を示した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
物質の代謝  ,  分子遺伝学一般  ,  大気汚染一般 
物質索引 (7件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る