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J-GLOBAL ID：201202245928653846   整理番号：12A0706499

セリウム基の化成皮膜とモリブデン酸塩溶液中での陽極分極によるAA5083の耐食性の改善

Method to improve corrosion resistance of AA 5083 by cerium based conversion coating and anodic polarisation in molybdate solution

著者 (3件)： BRUNELLI K. (Univ. Padova, Padova, ITA) ,  MAGRINI M. (Univ. Padova, Padova, ITA) ,  DABALA M. (Univ. Padova, Padova, ITA)
資料名： Corrosion Engineering, Science and Technology  (Corrosion Engineering, Science and Technology)
巻： 47  号： 3  ページ： 223-232  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： B0684A  ISSN： 1478-422X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セリウム塩の溶液で,アルミニウム合金に耐食用化成皮膜を形成する場合に,H₂O₂を併用すると,その耐食性が向上する。そこで,AA5083合金に対して,a)Ce1処理:Ce(NO₃)₃+H₂O₂(Ce1溶液)への10分の浸漬,b)Ce2処理:CeCl₃+H₂O₂の溶液(Ce2溶液)への10分の浸漬,c)Ce3処理:Ce1溶液に10分の浸漬後,Ce2溶液に10分の浸漬,d)2Ce1処理:Ce1溶液に20分浸漬,e)2Ce2処理:Ce2溶液に20分の浸漬,f)複合処理:Ce3処理材に,さらにNa₂MoO₄中での陽極処理(電位:100~70mV(SCE),時間:10~30分),をそれぞれ行い,1%NaCl溶液中で,電気化学的に耐食性を検討した。また,酸化物層のモルホロジーと組成を分析した。Ce3処理では,他の処理よりも,合金の耐食性が改善された。複合処理では,不動態膜がさらに厚くなり,電導度がさらに低下して,耐食性が増加した。

シソーラス用語： *アルミニウム合金 ,  *セリウム化合物 ,  *化成皮膜 ,  *陽極酸化処理 ,  陽分極 ,  *ナトリウム化合物 ,  *モリブデン酸塩 ,  *耐食性 ,  防食 ,  硝酸塩 ,  塩化セリウム ,  過酸化水素 ,  塩化ナトリウム ,  水溶液 ,  酸化膜 ,  形態 ,  化学組成 ,  不動態皮膜 ,  電気伝導率
準シソーラス用語： *AA5083 ,  *モリブデン酸ナトリウム ,  硝酸セリウム

分類 (2件)： 防食  (WB03040M) ,  化成処理  (WC08050J)

タイトルに関連する用語 (7件)： セリウム ,  化成皮膜 ,  モリブデン酸塩 ,  溶液 ,  陽極分極 ,  AA5083 ,  耐食性