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J-GLOBAL ID:201202245938116407   整理番号:12A1105723

太りすぎネコのエネルギーとマクロ栄養素消化率,糞形質,食後の代謝反応及び結腸の組織に及ぼす繊維の発酵性の影響

Fiber fermentability effects on energy and macronutrient digestibility, fecal traits, postprandial metabolite responses, and colon histology of overweight cats
著者 (8件):
資料名:
巻: 90  号:ページ: 2233-2245  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: A0857A  ISSN: 0021-8812  CODEN: JANSAG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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多様な繊維食物についての有利な面を太りすぎネコを用いて,3種類の繊維原料による粗引きの穀物餌料を与え,エネルギーとマクロ栄養素消化率,発酵産物の形成,食後の代謝反応及び結腸組織への反応を比較調査した。24頭の健康なネコを12頭づつの群に分け,その各3頭に,1)対照(CO),2)ビートパルプ繊維(BP),3)小麦ふすま(WB)及び4)サトウキビ繊維(SF)など4種の粗びき穀物餌料の1つを与えた後,糞全量を採集して消化率を測定した。餌料への適応(16日間)を行った後,非給餌(オーバーナイト)処置後,餌料へ継続的に曝露し,16時間にわたり血液中グルコース,コレステロール及びトリグリセリドを評価した。また20日目に結腸の生検により組織を採材した。繊維の添加は飼料エネルギー及び栄養素消化率を低下した。SFは消化率が最も低く,最大の減少を示した。BPは発酵性が最も大きく,糞の乾物量及びpHが低下し,糞生産量,糞中酢酸,プロピオン酸及び乳酸濃度が大きかった。すべての糞について,WBはBP及びSFとの比較で,糞中乾物量及び硬さが大きかった以外に,対照飼料とほぼ同じ結果を示した。またSF飼料では,食後の血液中平均グルコース濃度,及びクルコース曲線線下面積の減少を示した。結腸の肥厚,陰窩領域,陰窩の平均サイズ,及び分岐点の陰窩には,飼料間の違いはなかった。結論として,繊維の可溶性及び発酵率に従い,繊維原料がネコの種々な生理学的反応を誘発し,エネルギー消化率を低下し,グルコース代謝が好ましく(SF),消化管の健康を改善(BP)した。
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分類 (4件):
分類
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犬・猫  ,  動物の栄養障害  ,  特殊飼料  ,  腸 
物質索引 (5件):
物質索引
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