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J-GLOBAL ID:201202245973686542   整理番号:11A1714825

A549/CDDP細胞系のシスプラチン耐性を逆転させるためのHIF-1α shRNA遺伝子キャリアーとしての磁性酸化鉄ナノ粒子の利用に関する研究

Study on Using Magnetic Iron Oxide Nanoparticles as HIF-1a shRNA Gene Carrier to Reverse Cisplatin Resistance of A549/CDDP Cell Lines
著者 (5件):
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巻: 37  号: 10  ページ: 1090-1100  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2183A  ISSN: 1000-3282  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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in vitro及びin vivoでのトランスフェクションに対するHIF-1α shRN遺伝子キャリアーとしての磁性酸化鉄ナノ粒子(pll-DCIONP)の利用の可能性,及びヒト肺腺癌A549/CDDPでのシスプラチン耐性の逆転に対するHIF-1α標的化RNA干渉の効果を評価すること。HIF-1α shRNを構築し,pll DCIONP及びlipo2000により各々A549/CDDP及びその異種移植動物モデルにトランスフェクトした。蛍光顕微鏡を用いて,in vitroでのトランスフェクション効率を比較した。トランスフェクション後のHIF-1α,MRP1及びLRPの発現レベルを,逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(RT-PCR)及び免疫細胞化学的分析により検出した。免疫組織化学的分析を行い,種々の群間の移植腫瘍におけるHIF-1α,MRP1及びLRPのレベルを比較した。シスプラチン耐性を計算するために,MTTアッセイを行い細胞の最大半量阻害濃度(IC_(50))を検出した。トランスフェクション後の移植腫瘍の成長指標をグループ間で検出した。さらに,肝臓,腎臓及び脳組織のHE染色を,磁性酸化鉄ナノ粒子トランスフェクション後に用いた。pll-DCIONP法は,細胞へのプラスミドの導入に関してi n vitroで試験した脂質よりも効率的であった(P<0.01)。A549/CDDPのHIF-1α,MRP1及びLRPのmRNA及び蛋白質レベルは,HIF-1α shRNによるトランスフェクション後に低下し,A549/CDDPのシスプラチン耐性は82%逆転した。A549/CDDPでのHIF-1α,MRP1及びLRPの蛋白質レベルはHIF-1a shRNによるトランスフェクション後に低下した。また,A549/CDDPトランスフェクト腫瘍の成長はHIF-1a shRNにより阻害され,シスプラチンの相乗作用と協同した。肝臓,腎臓及び脳組織の壊死を,磁性酸化鉄ナノ粒子トランスフェクション後に認めた。in vitro及びin vivoでのHIF-1a shRN遺伝子送達に対する理想的な遺伝子キャリアの一つとして,pll-DCIONPを用いることができた。・・・Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子操作  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  生物科学研究法一般 

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