文献

J-GLOBAL ID：201202245975237389   整理番号：12A0726184

福島とその結果

Fukushima and its consequences

著者 (1件)： THOMSON Jim
資料名： Nuclear Future  (Nuclear Future)
巻： 8  号： 2  ページ： 21-25,27  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： B0293B  ISSN： 1745-2058  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2011年3月11日に発生した地震と津波に続く福島第一原子力発電所事故は1986年のチェルノブイル事故以来の,重大な原子力事故となった。原子力リスクの誤った理解と解釈は,幾つかの国(ドイツ,日本)の脅威となり,多くの国で発電所が老朽化しているときに,原子力発電所の遅延や閉鎖はとりわけ脅威である。幅広い視点から福島第一原子力発電所事故とその結果をレビューすると,際立った点として次の結論が得られた;(1)地震と津波が日本にとって悲劇であった(2)EUのストレステストは,極端な外部ハザードに対する原子力発電所の備えをレビューする良い機会である(3)原子力安全は,国家緊急時の応答を考慮して一層促進する必要がある(4)世界の原油生産は2005年以来頭打ちで,2020年前にピークオイルが発生すると確信される。一方,英国他は,温室効果ガス(GHG)削減に国際的に合意している。非化石燃料の電源を必要とし,地球温暖化に対処するためには,原子力や他の非GHG発電の利用拡大の差し迫った必要性がある。

シソーラス用語： *原子炉事故 ,  負荷試験 ,  発電所 ,  減少 ,  頂点 ,  *原子力安全 ,  *エネルギー政策 ,  国家政策 ,  原子力発電所
準シソーラス用語： チェルノブイリ原発事故 ,  *ストレステスト ,  福島第一原子力発電所事故 ,  *温室効果ガス削減 ,  ピークオイル ,  *原子力政策

分類 (1件)： 科学技術政策・制度・組織  (MA01020P)

タイトルに関連する用語 (1件)： 福島