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J-GLOBAL ID:201202245993210285   整理番号:12A1187345

小さな星型のモデル化合物の電気化学と分光電気化学について: 1,3,5-トリアリール-1-メトキシベンゼンと2,4,6-トリアリール-1,3,5-トリメトキシベンゼン

On the Electrochemistry and Spectroelectrochemistry of Small Model Star-Shaped Compounds: 1,3,5-Triaryl-1-Methoxybenzenes and 2,4,6-Triaryl-1,3,5-Trimethoxybenzenes
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巻: 13  号:ページ: 2322-2330  発行年: 2012年06月18日 
JST資料番号: W1265A  ISSN: 1439-4235  CODEN: CPCHFT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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チオフェンと3,4-エチレンジオキシチオフェン(EDOT)末端基をもつ1,3,5-トリアリールベンゼン誘導体の分子構造をサイクリックボルタンメトリー(CV)とin situ電子スピン共鳴/UV/可視/近赤外(ESR/UV/Vis/NIR)分光法によって研究した。その結果,チエニルやEDOT末端基を置換したベンゼンコアをもつ1,3,5-トリアリールベンゼンの酸化重合によって,5位のチオフェン部分が優先的にC-Cカップリングすることがわかった。2量体構造は最初の反応段階でビチオフェンリンカーによって形成された。1,3,5-トリアリールベンゼン単量体(1)に関して2重荷電したプロトン化2量体とプロトンを放出した後に形成された新しい2量体の両方を詳しく調べた。EPC=-0.40と-0.79Vにおける一次後方スキャンによって強くシフトした2つの還元ピークは相対的に安定なσ-2量体(1)22+および中性(D1),1電荷(D1)+,2電荷(D1)2+状態のプロトン放出後に形成された新しい2量体の酸化状態を理論計算によって求め,単量体1とその重合体の陽極酸化スペクトルの重なりを解明した。B3LYP理論計算による最適構造から3つのメトキシ基をもつ単量体(3)の中性状態は対称であることがわかった。単量体1と2ではメトキシ基が1つだけなので対称性は破れてチエニル環が酸素原子の方へ配向している。3つの単量体分子,1,2,および3はすべて同じレドックス特性を示すことがわかった。これらの単量体は電気重合によって電極上に薄膜を形成した。この電気重合によって形成された重合体薄膜の安定度は多重ドーピングや脱ドーピング過程において大幅に高くなった。これらの重合体の特性と電荷キャリア分布を調べた結果,これらの光学特性は4量体か5量体レベルで飽和に達することがわかった。
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分類 (1件):
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電気化学反応 
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