文献
J-GLOBAL ID:201202246018695223   整理番号:12A0862534

tRNA 5’成熟化の忠実性:複数蛋白質補因子への古細菌および真核生物RNアーゼPの機能的依存性における潜在的基礎

Fidelity of tRNA 5′-maturation: a possible basis for the functional dependence of archaeal and eukaryal RNase P on multiple protein cofactors
著者 (7件):
資料名:
巻: 40  号: 10  ページ: 4666-4680  発行年: 2012年05月31日 
JST資料番号: D0242C  ISSN: 0305-1048  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
RNアーゼPはtRNAの5’末端プロセッシングを触媒する酵素で,触媒活性を持つRNアーゼP RNA(RPR)と種々な数のRNアーゼP蛋白質(RPPs)を持つ。RNアーゼ中のRPPsの数は,細菌では1個,古細菌では少なくとも4個,真核細胞では9個である。4個の古細菌RPPsは真核生物RPPsと相同性を持ち,ヘテロ2量体(POP5・RPP30およびRPP21・RPP29)として機能する。本論文では古細菌Methanocaldococcus jannaschiiのRPRを選び,基質認識に必要なある種の共通構造または配列に欠けるtRNAGln前駆体のin vitroにおけるcis切断を研究した。その結果POP5・RPP30およびRPP21・RPP29がRPRsの誤切断をそれぞれ単独では4倍に,混合して加えれば25倍の割合で救済することを示し,この二つのヘテロ2量体が異なる機構で働くことを示した。古細菌RPPsは同起源RPRのtRNAGln前駆体切断指向性を正しい方向に向けさせるための進行的,相乗的効果をもたらすことを示した。さらに古細菌および真核生物RNアーゼPは,細菌と比較してtRNAGln前駆体とそれらの変異誘導体の5’成熟化に対してより高い忠実性を示した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
代謝一般  ,  遺伝子発現  ,  細胞生理一般 

前のページに戻る