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J-GLOBAL ID:201202246018876228   整理番号:12A1383767

鉄ニクタイドの磁性,弾性および超伝導特性におけるネマチック自由度の現れ

Manifestations of nematic degrees of freedom in the magnetic, elastic, and superconducting properties of the iron pnictides
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巻: 25  号:ページ: 084005,1-17  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: T0607A  ISSN: 0953-2048  CODEN: SUSTEF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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鉄プニクタイドの常伝導状態および超電導状態における幾つかの巨視的な特性,磁性,弾性および超電導特性,に及ぼすネマチック秩序とネマチック揺動の影響について議論する。磁気的な起源によって,長距離ネマチック秩序は,スピン-格子緩和速度,スピン-スピン相関関数および均一な磁化率における特徴的な痕跡はそのまま残し,磁気揺動を増大させることが分かった。磁気励起の増大は電子スペクトル関数にも現れ,Fermi面のホットスポットに疑ギャップが開くことが分かった。ネマチック相では,電子は運動量空間において異方性を有する磁気揺動によって散乱され,抵抗に有限の異方性が生み出される。この異方性は,電子ドープの化合物と正孔ドープの化合物において符号が反転する。磁性と弾性の結合によって,ネマチック揺動は常伝導状態における剛性率を軟化させ,超伝導状態における剛性率を硬化させることが分かった。超伝導状態における剛性率の硬化は磁性と超伝導との競合の間接的な影響で,Tc以下におけるOrt相の歪みを抑制することが分かった。最後に,鉄プニクタイドにおけるTcはネマチック揺動によって増大することが判明した。
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