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J-GLOBAL ID:201202246025464210   整理番号:12A1612584

オルニチンδ-アミノトランスフェラーゼ遺伝子OsOATはイネに乾燥及び酸化ストレス耐性を付与する

An ornithine δ-aminotransferase gene OsOAT confers drought and oxidative stress tolerance in rice
著者 (3件):
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巻: 197  ページ: 59-69  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: C0945B  ISSN: 0168-9452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
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オルニチンδ-アミノトランスフェラーゼ(δ-OAT)は ,プロリン(Pro)及びアルギニン(Arg)代謝で関与が提示されているピリドキサール-5′-ホスフェート依存的酵素である。しかし,植物における非生物的応答でのδ-OATの実際の役割はまだ解明されていない。本研究は,イネにマルチストレス耐性を付与するオルニチンδ-アミノトランスフェラーゼ遺伝子OsOATを特徴づけた。本研究は,OsOATはストレス応答性NAC転写因子SNAC2の直接の標的であることを確認した。OsOATは複数のストレス及び植物ホルモン処理に応答する。ABA依存性及びABA非依存性経路は共にOsOATの乾燥誘導発現の一因であった。イネにおけるOsOAT遺伝子の過剰発現は乾燥及び浸透圧ストレス耐性を有意に高めた。OsOATの過剰発現は通常の成長条件下でのPro蓄積及びδ-OAT活性を有意に高めた。その上,OsOAT過剰発現植物は酸化ストレスに対して有意な耐性増加を示した。グルタチオン(GSH)含量及び活性酸素種(ROS)消去酵素(例えばグルタチオンペルオキシダーゼ)の活性もOsOAT過剰発現植物で増加した。本研究は,OsOATはSNAC2の標的遺伝子であり,主にROS消去性能及びProプレ蓄積を高めることでストレス耐性を付与すると結論する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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稲作  ,  酵素生理 
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