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J-GLOBAL ID:201202246028370454   整理番号:12A0839969

雑種ポプラの二次木部に識別におけるキシラン分布の時空間的変化

Spatial and temporal variability of xylan distribution in differentiating secondary xylem of hybrid aspen
著者 (4件):
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巻: 235  号:ページ: 1315-1330  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: C0607A  ISSN: 0032-0935  CODEN: PLANAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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キシランは硬材における細胞壁成分のおよそ1/3を占めて,それらの化学構造は十分理解されている。しかし,硬材木質部における細胞壁中のキシラン(O-アセチル-4-O-メチルグルクロノキシラン,AcGXs)の微細分布及び細胞の機能特性との相関性は十分に理解されていない。本研究は,LM10及びLM11抗体を用いる免疫学的局在決定法でハイブリッドポプラの二次木部細胞におけるキシランの時空間分布を示す。標識化キシランをS1層の細胞角の繊維で早期に検出し,その後で導管及び放射組織細胞内で検出した。繊維は内側細胞壁より外側細胞壁で低置換キシラン(lsAcGXs)の強く標識化した成熟細胞壁に不均質標識パターンを示した。対照的に,導管は繊維より強い標識化lsAcGXsを含む成熟細胞壁で均一な標識化を示した。放射組織細胞における標識化キシランは繊維及び導管より相当後で検出されたが,発育段階にかかわらず細胞壁中の均一に標識化された導管及び繊維と同様に二次細胞壁形成を開始する際にも検出された。興味深いことに,繊維,導管及び放射導管ピットを含むピット膜は,分化の間で強く標識化した高置換キシラン (hsAcGXs)を示したが,この標識化はピット成熟の間で徐々に消滅した。本研究の総合観察は,ポプラ木質部における細胞間にキシランの構造及びキシラン堆積の時空間変異が存在することを示す。ポプラ(硬材)及びスギ(軟材)の間のキシラン局在の相違も考察する。Copyright 2011 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  細胞構成体一般 
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