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J-GLOBAL ID：201202246028571948   整理番号：12A0429347

炭素低減の世界的な機会

Global opportunities to reduce carbon

著者 (2件)： MESTRE Jose (UK-based ITP Group) ,  RAIMUNDO Claudia (UK-based ITP Group)
資料名： Energy World  (Energy World)
号： 401  ページ： 20-21  発行年： 2012年02月 
JST資料番号： H0105B  ISSN： 0307-7942  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 京都議定書によって定められたクリーン開発メカニズム(CDM)はいろいろ批判があるが,そのメリットについてはあまり語られない。本文ではCDMの効果について説明し,特にプログラムCDM(pCDM)の活動について紹介した。CDMとして2004年~2011年半ばに1400億US$超が投資され,電化やエネルギーサービス向上に役立っている。その1例がブータンの小村落における70kWの小容量水力発電である。ただCDMは単一の小プロジェクトだけでは投資が相対的に大きく,得られる炭素クレジットが小さい。そこで類似の反復可能な複数プロジェクトを対象とするpCDMの考えが導入されている。計画,コンサルタンティング,登記などに要する固定費を低減できるなど,小プロジェクトでも投資が低減できる。英国のコンサルタント業,ITP社はpCDMを手掛けてきており,事例としてアフリカの都市ごみコンポスティング,太平洋諸島における太陽電池ベースの発電設備,およびアフリカにおける木炭の調製を紹介した。

シソーラス用語： *二酸化炭素 ,  排出抑制 ,  制度 ,  投資 ,  減少 ,  原価低減 ,  プロジェクト ,  集中化 ,  計画 ,  固定原価
準シソーラス用語： クリーン開発メカニズム ,  プログラムクリーン開発メカニズム

分類 (1件)： 環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (3件)： 炭素 ,  世界 ,  機会