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J-GLOBAL ID:201202246101698188   整理番号:12A0612315

フェントン状酸化を促進した磁鉄鉱のよるPAH汚染土壌の修復

Remediation of PAH-contaminated soils by magnetite catalyzed Fenton-like oxidation
著者 (6件):
資料名:
巻: 117-118  ページ: 10-17  発行年: 2012年05月18日 
JST資料番号: W0375A  ISSN: 0926-3373  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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これは磁鉄鉱によって促進されたフェントン状酸化を通した多環芳香族(PAHs)の分解について報告する最初のものである。PAHsの分解速度は中性pHで(i)H2O2+可溶性FeII(F),(ii)H2O2+鉄源として磁鉄鉱(FL)及び(iii)触媒なしのH2O2単独(HP)処理について調べた。その結果,砂上のモデルPAH化合物(フルオレノン)の酸化はFL処理で完全に除去できるが,HPまたはF系では20%を超えないことが分かった。しかし,二つのPAHs汚染土壌(コークス工場サイトからの採取したもの)は,16PAHsの酸化が用いる触媒に関係なく無視できる酸化であることが分かった。これらの土壌から分離された有機抽出物を土壌に添加し,溶媒を除去した後,PAHsの酸化は,FLでPAHsの90%以上,FまたはHP系では15%が除去されることが分かった。これらの除去率は,オリジナルの土壌の存在下で有機抽出物が酸化されるときに,二つの要因で低下することが分かった。PAHs分解率はエタノールまたはシクロデキストリンのような機能増加剤で事前に処理することで改良されることが分かった。分解は選択性がなく,副生物はGC-MS及びμFTIRで観察されなかった。処理効率は土壌内のPAHsの状態及び土壌のマトリックス効果によって大きく制限されることが分かった。汚染土壌の可溶性FeIIを超えて中性pHでのPAHs酸化に磁鉄鉱が有効であることを指摘し,この研究が汚染土壌の修復に重要な意味を持つことが分かった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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土壌汚染  ,  汚染原因物質一般  ,  反応操作(単位反応)  ,  その他の触媒 
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