文献
J-GLOBAL ID:201202246104358329   整理番号:12A0438000

トリプトファンシンターゼの2酵素複合体における基質のチャネリングと触媒反応のアロステリック調節

Allosteric regulation of substrate channeling and catalysis in the tryptophan synthase bienzyme complex
著者 (1件):
資料名:
巻: 519  号:ページ: 154-166  発行年: 2012年03月15日 
JST資料番号: B0023A  ISSN: 0003-9861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
トリプトファンシンターゼのα2β22酵素複合体はL-トリプトファン(L-Trp)の合成における最後の2段階を触媒する。そのαサブユニットは3-インドール-D-グリセロール3′-リン酸(IGP)の開裂を触媒し,インドールとD-グリセロアルデヒド3′-リン酸(G3P)を与える。その後インドールは相互連結している25Åの長さのトンネル(αサブユニットからβサブユニットまで,そこでインドールがL-セリンとピりドキサール5′-リン酸依存で反応しL-Trpと水分子を与える)を経て移動する(チャネリングされる)。TrpシンターゼによるL-Trpの合成のためにIGPとL-セリンを効率的に利用するためにはアロステリック相互作用系を利用する。相互作用は(1)βサブユニットの触媒サイクルの様々の段階でα部位のスィツチのオンおよびオフに機能する。そして(2)チャネリングされた中間体,インドールがαおよびβ触媒部位および相互に連結しているトンネルの閉じ込めから散逸するのを防止する。この総説はα部位のオンおよびオフのスィツチングと2酵素複合体からのインドールの散逸を防止する開けたおよび閉じた状態間の配座変化の誘発の両方を行なうアロステリック相互作用の化学的な起源を詳細に議論する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素一般 
物質索引 (4件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る