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J-GLOBAL ID:201202246117191768   整理番号:12A0395475

熱エネルギー貯蔵に用いる新種の固-固相転移材料としてのポリスチレングラフトPEG共重合体の合成および熱的特性

Synthesis and thermal properties of polystyrene-graft-PEG copolymers as new kinds of solid-solid phase change materials for thermal energy storage
著者 (3件):
資料名:
巻: 133  号:ページ: 87-94  発行年: 2012年03月15日 
JST資料番号: E0934A  ISSN: 0254-0584  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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一連のポリスチレングラフトPEG6000共重合体を新種の重合体固-固相転移材料(SSPCM)として合成した。合成したSSPCMは,共重合体のソフトセグメントPEG6000が結晶相から非晶質相へ移動するのでそれらは相転移過程時に固体状態を維持でき,潜熱を貯蔵した。ポリスチレンとPEGとの間のグラフト共重合反応をFTIRスペクトルおよび1H-NMRスペクトル法で検証した。合成したSSPCMのモルフォロジーのキャラクタリゼーションを,偏光光学顕微鏡で行った。合成したSSPCMの熱エネルギー貯蔵特性,熱信頼性および熱安定性を,DSCおよびTG分析法で検討した。DSCの成績から,合成したSSPCMは55~58°Cの典型的な固-固相転移温度および116~174Jg-1の高い潜熱エンタルピーを示すことが分かった。TG分析の知見から,合成したSSPCMはそれらの作動温度以上の高い熱的耐久性を示すことが分かった。また,熱伝導率測定から,合成したPCMはポリスチレンと比較してより高い熱伝導率を有することが分かった。新種のSSPCMとして合成したポリスチレングラフトPEG6000共重合体を熱エネルギー貯蔵で用いることができた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
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エネルギー貯蔵  ,  共重合  ,  高分子材料一般  ,  固-固界面  ,  固相転移 

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