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J-GLOBAL ID：201202246129926623   整理番号：12A0372586

α-アミノ酸からの新しいキラルNHC配位子の創製

著者 (1件)： 坂口聡 (関西大 化学生命工)
資料名： 化学工業  (Chemical Industry)
巻： 63  号： 3  ページ： 238-244  発行年： 2012年03月01日 
JST資料番号： F0101A  ISSN： 0451-2014  CODEN： KAKOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アニオン性官能基を有するN-ヘテロサイクリックカルベン(NHC)配位子は,多座配位型で配位子離脱を抑制でき,N杯置換基上にキラリティーを導入すると,NHC配位子上の立体配向性置換基が効果的に固定される。以下の研究を紹介した。1)アニオン性アミデート/NHC-Pd錯体触媒による非環状アルケンの分子間不斉Heck型反応(キラルNHC配位子の分子デザイン,アニオン性アミデート/NHC-Pd錯体,非環状アルケンの分子間不斉Heck反応),2)Cu触媒による不斉共役付加反応における立体選択性の逆転(同一配位子を用いた両鏡像体生成物のつくりわけ,キラル配位子デザインによる両鏡像体生成物のつくりわけ),3)Ir触媒によるケトンの不斉還元反応(IPAを用いる水素移動型還元反応,不斉ヒドロシリル化を利用した還元反応:不斉触媒反応系の選択による両鏡像体生成物のつくりわけ)。

シソーラス用語： アミノ酸 ,  *不斉配位子 ,  *カルベン ,  *窒素複素環化合物 ,  付加反応 ,  立体選択性 ,  パラジウム錯体 ,  パラジウム触媒 ,  銅触媒 ,  イリジウム化合物 ,  不斉還元 ,  Heck反応 ,  エナンチオマ ,  ヒドロシリル化 ,  結晶構造 ,  水素移動 ,  水素化 ,  不斉触媒 ,  錯体生成 ,  触媒反応 ,  カルボアミド
準シソーラス用語： *NHC【カルベン】 ,  α-アミノ酸 ,  イリジウム触媒 ,  エナンチオ選択性 ,  共役付加 ,  水素移動型還元 ,  多座配位子 ,  不斉触媒反応 ,  分子間反応

分類 (3件)： イミダゾール  (CF07083X) ,  反応の立体化学  (CF02130V) ,  遷移金属錯体一般  (CE01040N)

タイトルに関連する用語 (5件)： アミノ酸 ,  キラル ,  NHC ,  配位子 ,  創製