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J-GLOBAL ID：201202246165013731   整理番号：12A0534201

Cylindroleberidid貝虫類における複眼の浅瀬および深海の間の分散と進化損失および回復:種々の比較法からの矛盾する結論

Dispersal between Shallow and Abyssal Seas and Evolutionary Loss and Regain of Compound Eyes in Cylindroleberidid Ostracods: Conflicting Conclusions from Different Comparative Methods

著者 (3件)： SYME Anna E. (Univ. California-Santa Barbara, CA, USA) ,  SYME Anna E. (Royal Botanic Gardens Melbourne, Victoria, AUS) ,  OAKLEY Todd H. (Univ. California-Santa Barbara, CA, USA)
資料名： Systematic Biology  (Systematic Biology)
巻： 61  号： 2  ページ： 314-336  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： C0642A  ISSN： 1063-5157  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 眼のような複雑な組織は一般に進化の間に失われるが,失われた表現型が長期間かけて復活することは,形質損失の分子機序について重要な意味を持つため,長い間論議されてきた。ここでは,新しい分子的および形態的系統学を用いて,cylindroleberidid貝虫類の目のない種と目が見える種から成る,約200種を含む1科の,長い歴史の間の深海と浅瀬の間における眼回復と分散の可能性を検討した。系統学的モデルからのパラメーター推定により,浅瀬で目が見える分岐と比較して,深海で目のない分岐において種形成がより迅速であることが分かった。さらに,系統樹木に基づく統計的検定で,浅瀬への深海からの両者の移動を含む,逆転と眼の回復が分かった。それに対して,ノードに基づく統計的検定では,逆転を有意に支持することに失敗した。

シソーラス用語： *貝虫類 ,  *複眼 ,  浅瀬 ,  深海 ,  *生物進化 ,  *機構 ,  分子生物学 ,  生体モデル ,  パラメータ推定 ,  仮説検定
準シソーラス用語： *Cylindroleberidid ,  *分子機序 ,  遺伝形質 ,  分子系統学 ,  生物モデル ,  統計的検定

分類 (1件)： 進化論一般  (EC03010Q)

タイトルに関連する用語 (9件)： 貝虫類 ,  複眼 ,  浅瀬 ,  深海 ,  進化 ,  損失 ,  回復 ,  比較法 ,  矛盾