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J-GLOBAL ID:201202246201087860   整理番号:12A1113921

USP4はAKTリン酸化により調節され,TGFβタイプI受容体を直接脱ユビキチン化する

USP4 is regulated by AKT phosphorylation and directly deubiquitylates TGF-β type I receptor
著者 (11件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 717-726  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: W1369A  ISSN: 1465-7392  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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TGFβタイプI受容体(TβR1)の安定性や膜局在性はTGFβが関わる細胞内情報伝達のレベルを決定づけるものである。TGR1はSMAD7-SMURF2複合体によるユビキチン化仲介性分解の標的物質である。本研究では,ゲノムワイドな機能獲得スクリーンを実施し,ユビキチン特異的プロテアーゼ(USP)4がTGFβシグナリンの強い誘導物質となることを見出した。USP4は直接TβR1と相互作用し,そして脱ユビキチン化酵素として作用する。そのため細胞質膜のTβR1レベルの調節因子となると考えられた。USP4を欠失させると,TGFβ誘導性の上皮の間質移行や転移が軽減された。またAKTは直接USP4と会合し,それをリン酸化した。こうしたAKT仲介性リン酸化は,核内USP4の細胞質や細胞膜への移行をもたらし,当該蛋白質の安定性維持にも必要であった。さらに乳癌細胞のAKT誘導性移行は,USP4の欠失やTβR1キナーゼの阻害により阻害された。以上USP4が,TGFβおよびAKTシグナリング過程間のクロストークにとり重要な決定因子となることを明らかにした。
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  生物学的機能 
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