抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本レビューは,RB(C
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2(R=H,アルキル,アリール,ヘテロアリール)という一般式で表される非常に求電子性の高い有機ホウ素化合物を使用した1,1-カルボホウ素化についての最近の進歩をまとめたものである。簡単な末端アルキン,HC≡CR,は穏和な条件下で迅速にRB(C
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2と反応して有用なアルケニルボランを生成する。内部アルキン,RC≡CR,ですらRB(C
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2によって1,1-カルボホウ素化される。これらの反応を利用した種々の興味深い化合物の合成例も紹介した。