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J-GLOBAL ID:201202246284837882   整理番号:12A1432308

シリコンベースラテラルパッチクランプ装置を使用したβ細胞におけるイオンチャンネルの電気生理学的特性評価

Electrophysiological characterization of ion channels in beta-cells using silicon based lateral patch clamp device
著者 (4件):
資料名:
巻: 173  ページ: 462-467  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: T0967A  ISSN: 0925-4005  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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糖尿病や肥満をはじめとする代謝異常の集合であるメタボリックシンドロームは世界中で何億万人もの人々に影響を及ぼし,公的医療に主要な経済的負担を与える。糖尿病にはインシュリン産生の欠乏を原因とする1型と,インシュリン分泌の相対的な欠如の結果発症する2型といった主要な2種類がある。β細胞上の様々なイオンチャンネルの電気活性は2型糖尿病におけるインシュリンの刺激分泌において重要な役割を果たす。本稿で著者らは,シリコンベースラテラルパッチクランプ装置を使用してインシュリン分泌ラット膵島細胞腫(INS-1)細胞におけるホールセルパッチクランプ測定を実施した。超微細加工ガラス毛管開口部とINS-1細胞間で高ギガオームシールを確立し,様々なカリウムイオンチャンネルおよびカルシウムイオンチャンネルからのピコアンペア電流を記録した。定常状態のI-Vプロットは特徴的なイオンチャンネル特性を明らかにし,ギガオームシールを破壊することなくホールセルモードの寿命を1時間維持することが可能であった。グルコース用量応答も記録され,電位開閉カリウムチャンネルにおける比例電流応答を示した。多イオンチャンネル遮断薬(スルホニル尿素剤)の輸送によりカリウムチャンネル電流が抑制された。結果から,ホールセル測定における装置の性能が示され,本シリコンベース法を使用した安価なプラットフォーム開発の道が開ける。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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生化学的分析法  ,  すい臓  ,  細胞膜の輸送 
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