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J-GLOBAL ID：201202246305239298   整理番号：12A1056969

接着の物理化学的性質と機能性接着剤への応用

Physical Chemistry of Adhesive Bonding and Functional Adhesives

著者 (1件)： 越智光一 (関西大 化学生命工)
資料名： ネットワークポリマー  (Journal of Network Polymer, Japan)
巻： 33  号： 4  ページ： 216-220  発行年： 2012年07月10日 
JST資料番号： Z0934A  ISSN： 1342-0577  CODEN： NPORF2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： エポキシ樹脂やウレア-メラミン樹脂など多くのネットワークポリマーが接着剤として用いられている。ここでは,接着界面の物理化学的取り扱いについて紹介し,界面自由エネルギー(界面張力に等しい)から接着界面の安定性を議論する。また,接着界面の化学組成は界面自由エネルギーが最小となるように動的に変化しており,これを利用すれば界面組成の制御が可能となることを示している。さらに,その界面制御の実例のいくつかを紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： *接着剤 ,  *結合 ,  *自己組織化 ,  *粘弾性 ,  *界面張力 ,  エポキシ樹脂 ,  メラミン樹脂 ,  重合体 ,  ネットワーク構造 ,  接触角 ,  界面 ,  接着強さ ,  剪断試験 ,  剪断破壊 ,  安定性
準シソーラス用語： 表面自由エネルギー ,  網目高分子

分類 (2件)： 接着剤の性質・試験  (YK02000Q) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

引用文献 (16件)：

• 1)竹本喜一,三刀基郷,"接着の科学".講談社(1997).
• 2) D. Berthelot, CornpL Rend., 126, 1703 (1898).
• 3) F. M. Fowkes, J. Phys. Chem., 66, 382 (1962).
• 4) F. M. Fowkes, Ind. Eng. Chem., 12, 40 (1964).
• 5)北崎寧昭,畑 敏雄日本接着協会誌,8,131(1972).

タイトルに関連する用語 (3件)： 物理化学的性質 ,  機能性接着剤 ,  応用