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J-GLOBAL ID:201202246308689758   整理番号:12A1556428

流入河川が猪苗代湖に及ぼす影響について

著者 (3件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 159-165  発行年: 2012年09月25日 
JST資料番号: F0601B  ISSN: 1346-4965  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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猪苗代湖は国内第4位の面積を有する酸性湖として広く知られている湖である。安達太良山源流の酸性水が流入するため,pH4~5を維持していた。しかし,最近になって,湖のpHが中性付近まで上昇した。2001年からの湖と酸性河川源流を含めた流入河川の水質モニタリング等詳細調査結果では,過去データと比較して酸性河川からの硫酸イオン等の成分や鉄,アルミニウム等の金属成分の減少がみられた。また,当該酸性河川は湖に流入する前に磐梯山周辺からの河川水が合流する河川でもある。磐梯山周辺の上流域にはpHが中性を呈しているものの,溶存イオン成分の濃度が高い河川水があり,経年的に濃度低下が続いている。安達太良山と磐梯山の火山周辺を源とする河川いずれからも金属成分や溶存イオンの濃度低下が確認された。湖の水質の変化は両火山周辺の上流域での河川の水質変化が反映されたものと考えられる。現在のところ(2008年~2011年),湖心では,一時期の直線的なpH上昇はみられなくなりpH6.8付近で推移している。猪苗代湖の流入河川で,どのような変化が生じたのか主要成分等の調査結果から考察した。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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湖沼汚濁  ,  水圏・生物圏の地球化学 
引用文献 (7件):
  • 1)「清らかな湖, 美しい猪苗代湖の秘密を探る講座」運営協議会 : 清らかな湖, 美しい猪苗代湖の秘密を探る水環境研究誌. p8, 2008)
  • 2) 福島大学 : 福島大学学報第6巻第1号
  • 3) 福島県水質年報, 1974~2011
  • 4) 福島県環境センター : 福島県環境センター年報第13号. p41-52, 2011
  • 5) 福島県環境センター : 福島県環境センター年報第14号. p23-26, 2012
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