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J-GLOBAL ID:201202246339915187   整理番号:12A1073504

水溶性天然ガス田における廃かん水圧入によるヨウ素イオン濃度分布変化のコンポジッショナルモデルによる解析

Analyzing the distribution change of iodine ion concentration due to the waste brine injected into a water-dissolved natural gas field using compositional model
著者 (8件):
資料名:
巻: 77  号:ページ: 185-193  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: G0188A  ISSN: 0370-9868  CODEN: SGKYAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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水溶性天然ガスとはガスのすべてまたは大部分が地層水(かん水)中に溶解した状態で貯留されている天然ガスである。従来,産出したかん水からガスやヨウ素を採取後の廃かん水の多くは,海洋や近隣の河川に放流されるとともにその一部は揚水層より浅い圧入層に圧入されてきた。今後の新規開発に当たっては環境への配慮から地下への全量還元を揚水層に還元することも視野に入れる必要がある。この場合還元水の混入によるガス水比の低下やヨウ素イオン濃度の低下を引き起こすことになるためシミュレーションを実施しそれらの予測と経済性の検討が必須である。今回イオン成分をシミュレーションモデルに組み込むためにコンポジショナルモデルによる水溶性天然ガス田のモデル化を試みた。そしてそのモデルの妥当性が確認された。そして次に均質で簡便なモデルを構築し,揚水層への還元シミュレーションを行い次の結果を得た。すなわち1.還元水は浅い層に優先的に還元されること,2.浅い層からヨウ素イオン濃度が低くなること,3.ブレークスルーの判断はガス水比変化により,産出するかん水中のヨウ素イオン濃度変化やトレーサーイオン濃度変化による判断が適切であること,4.ブレークスルー後も,かん水中のヨウ素イオン濃度の低下割合は緩やかであり,ある程度の期間は経済的な操業が可能であること,5.揚水層への還元により,揚水井の坑底圧力低下がある程度抑制されること,等の結果である。
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分類 (2件):
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採収法  ,  油田・ガス田開発 

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