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J-GLOBAL ID：201202246342478324   整理番号：12A0911762

化粧品および医薬品の有効成分の経皮送達を最適化する統合アプローチ

An integrated approach to optimizing skin delivery of cosmetic and pharmaceutical actives

著者 (1件)： ABBOTT S. (Steven Abbott TCNF Ltd, Ipswich, GBR)
資料名： International Journal of Cosmetic Science  (International Journal of Cosmetic Science)
巻： 34  号： 3  ページ： 217-222  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： D0505B  ISSN： 0142-5463  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 経皮送達の統合アプローチに考慮すべき以下の5つの原則について説明した。1)どんな有効成分も最大「理想的な溶解度」(相溶性溶媒の溶解度)を持ち,どんな溶媒の組み合わせでも超えることは無い,2)有効成分と溶剤は活量係数によって系の様々な部位に分配し,それは原則としてハンセンの溶解度パラメータ(HSP)を用いて事前計算できる,3)皮膚透過拡散は濃度勾配および拡散係数に基づきモデル化することができ,それは分子の形状とサイズ,および皮膚の各部位の溶剤濃度に依存する,4)規制,コスト,製剤化の制約など多くの理由から,実際の処方は系の全体的な挙動に効果を有する多数を成分を含む,5)製剤は有限用量として送達され,皮膚透過実験に汎用される無限用量ではなく,この原則はいくつかの例外があり,例えば,経皮パッチは液体製剤の閉塞供給源として作用するが,多くの化粧品や医薬品は非閉塞製剤で送達される。また,5原則を統合して,経皮ドラッグデリバリーシステム(DDS)を最適化するソフトウエアであるformulating for efficacy(FFE)を紹介した。

シソーラス用語： *化粧品 ,  皮膚 ,  *ドラッグデリバリーシステム ,  溶解度 ,  製剤 ,  マイグレーション【化学物質】 ,  膜透過 ,  薬物 ,  相溶性 ,  成分 ,  濃度勾配 ,  拡散係数 ,  処方 ,  有効性 ,  溶解度パラメータ ,  浸透 ,  モデル
準シソーラス用語： *経皮送達 ,  皮膚透過性 ,  有効成分 ,  皮膚浸透

分類 (2件)： 化粧品  (YG03030S) ,  生物薬剤学(基礎)  (GY01021U)

タイトルに関連する用語 (6件)： 化粧品 ,  医薬品 ,  有効成分 ,  経皮送達 ,  最適化 ,  統合